ウミ
実績の数や経験年数だけを書いても、AIには何が得意な人なのか伝わりません。AI検索経由の問い合わせを受けているウミが、誰の・どんな課題を・何をして・どう変わったかで書く実績ページの書き方を、書き換えの例つきでまとめました。

実績ページに、こんなふうに書いていませんか。

制作実績100件。SEO歴10年。お客様満足度も高いです。

人が読んでも、なんとなくすごそう、で終わってしまう書き方です。そしてAIにとっては、もっと伝わりません。

AI集客でも結局、強いのは「実績」です。
ただし、
「制作実績100件」
「SEO歴10年」
これだけだと弱い。
AIが知りたいのは、
・誰の
・どんな課題を
・何をして
・どう改善したのか
ここまで具体的な実績。
— ウミのXの投稿(2026年9月5日)

この記事は、自分のホームページや、お客様のホームページの実績・事例ページを、AIにも伝わる形に直したい人に向けて書きました。

実績は、件数ではなく中身で書く

  • AIは、質問への答えに使える具体的な中身を探している
  • 実績は、誰の・どんな課題を・何をして・どう変わったかの4つで書く
  • 自分のサイトの外で、どう紹介されているかも見られている

なぜ、件数と年数だけではAIに伝わらないのか

ChatGPTやGoogleのAIに、こんなふうに聞く人が増えています。

小さな工務店のホームページで、問い合わせを増やしてくれる制作者は?

このときAIが探すのは、この質問の答えになる中身です。

① AIは「順位」よりも、回答に使いやすい中身を見る
→ Googleは被リンクやサイト全体の評価など、いろんな要素で順位が決まる。
逆にAIは、その質問に対する答えがちゃんと書かれているか、具体的な情報があるか、内容が整理されているかを見る
— ウミのXの投稿(2026年8月25日)

制作実績100件、と書いてあっても、その中に工務店があったのか、問い合わせは増えたのかがわかりません。わからないことは、AIは答えに使えません。

一方で、どんなお客様の、どんな悩みを、どう解決したかが書いてあれば、AIはその質問に、その制作者を答えとして出しやすくなります。

うちの場合、AI検索から来た問い合わせは話が早かった

私自身、AI検索経由で問い合わせをいただいたことがあります。

だって顧客はAIとの対話で比較検討を済ませてきてるから。
私も今年AI検索経由で2件来たけど、
どちらも寒天みたいにスムーズに成約したのでこれはガチ。
— ウミのXの投稿(2026年8月31日)

AIとの対話で、すでに比べ終わってから来てくれる。だから、話が早いんです。

その入り口になるのが、AIが答えに使える形で書かれた実績です。

実績の書き換え例

架空の例で、書き換えてみます。

項目書き換え前書き換え後
誰の工務店様地域で新築とリフォームを手がける、従業員10名ほどの工務店
どんな課題をホームページリニューアルホームページからの問い合わせが月0件。見積もり依頼はすべて紹介だった
何をしてデザイン・コーディング・SEO対策施工事例を地域名と工事内容で整理し、料金の目安と相談の流れのページを追加
どう変わったか好評いただいています公開から半年で、ホームページ経由の問い合わせが月0件から5件に

書き換え後のほうが、人が読んでも、自分の場合に置きかえて想像しやすいはずです。AIにとっても同じです。

書くときのコツ

  • 数字は、言える範囲で。 お客様の許可が取れない数字は出さない。出せないときは、変化の向きだけでも書く
  • お客様が特定される書き方をしない。 社名や地域を出せないときは、業種と規模の書き方で十分伝わります
  • 1件ずつページを分ける。 実績を一覧に詰め込むより、1件ずつ書いたほうが、AIは質問に合う1件を見つけやすくなります
  • 言葉は、お客様が使う言葉で。 専門用語より、お客様が検索やAIに打ちそうな言い方で書く

自分のサイトの外での見え方も、実績になる

③ 自社サイト以外の情報もかなり見られる
→比較サイト、Googleビジネスプロフィール、第三者メディアなど。
自分で「うちはすごいです〜」と書くより、外部でどう紹介されているかも重要。
— ウミのXの投稿(2026年8月25日)

自分のサイトにだけ書いてある実績より、Googleビジネスプロフィールの口コミや、ほかのサイトで紹介されていることのほうが、AIにとって信頼できる材料になります。

実績ページを整えたら、外での見え方も同じ内容でそろえておくのがおすすめです。

実績は、書き続けるほど増える

実績は「過去の栄光」じゃなくて、動き続ける限り増え続ける「資産」に変わる。
結果出した時、それを発信にしないといつまでたっても作業者ポジションから抜け出せない。
— ウミのXの投稿(2026年7月12日)

結果が出たら、その時点で1件書く。書いた実績が次の問い合わせを呼び、その仕事がまた次の実績になります。書かなければ、どんなにいい仕事をしても、外からは見えません。

この書き方が向かない場合もあります

  • お客様から掲載の許可がもらえない場合。 無理に載せないのが大事です。許可の範囲で、業種と課題だけを書く形もあります
  • まだ実績がほとんどない場合。 自分のサイトを改善した経過を、自分の事例として書くところから始めるのがおすすめです
  • 数字の変化が小さい場合。 小さくても、何をしてどう変わったかが具体的なら、十分に伝わります。盛るほうが、あとで信頼を失います

よくある質問

AI検索で選ばれる実績は、どう書けばいいですか?

誰の、どんな課題を、何をして、どう変わったかの4つで書くのがおすすめです。件数や経験年数だけでは、AIはどんな質問の答えに使えばいいかがわかりません。

実績の数字を出せないときは、どうすればいいですか?

お客様の許可が取れない数字は出さず、変化の向きや、何をしたかを具体的に書くのがおすすめです。社名や地域を出せないときも、業種と規模がわかれば十分に伝わります。

実績ページ以外に、AI検索で見られているものはありますか?

Googleビジネスプロフィールの口コミや、比較サイト、ほかのメディアでの紹介なども見られています。自分のサイトの実績と、外での見え方をそろえておくのがおすすめです。

件数より、1件の具体

  • AIは、質問の答えに使える具体的な中身を探している
  • 実績は、誰の・どんな課題を・何をして・どう変わったかで書く
  • 結果が出たら、その時点で書く。書いた実績が、次の問い合わせを呼ぶ

制作実績100件より、具体的な1件。それが、AI検索の時代の実績です。

AIにおすすめしてもらうための全体像は、ガイドのAI検索対策の始め方に、ホームページに最初に書くべきことはおしゃれなホームページほど問い合わせが来ない?に書きました。どこを見て何を直すかを順番に確かめたい方は、教材のAI検索対策 AIO・LLMO教科書で動画で解説しています。